バイヤー日記vol.4 "30周年企画第2弾「Rebornシリーズ」発売"

2020.11.05 / POKER FACEバイヤー / 井戸多美男作 / 泰八郎謹製

皆様、こんにちは。
ポーカーフェイスバイヤーのTです。
最近は今秋に発表される各ブランドの新作をチェックするため展示会を回っていました。こちらのバイヤー日記でもその模様をお伝えしたかったのですが、なかなか忙しくてできず。。。
コロナ禍ではありますが、今秋もしっかり新作を買っております！
新作たちは今月から来月にかけて店頭にならびますので、楽しみしていてください！

っと！！

そうこうしているうちにタイトルにもありますように、明日から店頭＆オンラインストアにてポーカーフェイス30周年企画第2弾

“Rebornシリーズ”

がローンチいたします！！

大変ありがたいことに第1弾のジャポニスムハイステージ史上初の限定カラーは発売日当日にご購入いただいた方もおられました。大変うれしく思います、ありがとうございます。
限定生産30本でのご用意になりますので、まだご覧になられていない方はぜひ店頭まで足をお運びください。

さて、それに続く第2弾ですが、このシリーズではポーカーフェイスのスタート時から長年タッグを組む「金子眼鏡」が擁する2名の職人にご制作いただいたスペシャルエディションになります。

両氏がおよそ30年前に作っていたアーカイヴのフレームを基に、現代の技術と美意識をとりこみ30年の時を経て蘇らせることができました。

【泰八郎謹製　PT-30】

実は、この企画をすすめるにあたり数点のアーカイヴサンプルをみつけていただいたのですがそのなかでもひと際異彩を放っていたのが今回Rebornさせていただいたモデルになります。
現代の山本泰八郎氏が作り出すフレームのデザインとは一線を画すこのデザインが新鮮でありながら、最近のアイウェアトレンドにも通ずるものがあるとは思いました。
そのアーカイヴのフロントデザインを一ミリ単位で調整をかけ、テンプルデザインは一から考え直して作り上げました。オリジナルの雰囲気を残しながらより現代にマッチしたバランスにすることができました。

最大の特徴であるフレームフロント上部の大胆なカッティングはオリジナルを踏襲しており、デザインに立体感を与えてくれています。
伝統的な眼鏡素材セルロイドの魅力と泰八郎氏らしい質実剛健さの中に新鮮さを加えた1本になったかと思います。

【井戸多美男作　T-030】

井戸多美男作としては初となる「縄手（ケーブルテンプル）」と呼ばれる仕様の1本です。
この縄手という仕様は、元々は乗馬用に開発されたといわれており今から100年以上前の眼鏡に用いられていたデザインになります。
しかしながら、製造自体に手間が非常にかかることに加え、最近ではチタンという素材が主流であり縄手でなくとも調整もしやすくズレにくい眼鏡が増えているため、ほとんど見かけない存在となりました。

そんな中でも、やはりこの縄手は機能としてだけではなく、独特の形状はデザインとしても成立しており、また、この加工をできる職人が枯渇しているのも事実でレアディティールであることから所有感を高めてくれること間違いありません。

さらにはこのT-030ではポーカーフェイスでも絶大な人気を誇るT-461をベースにブリッジや鎧デザインは細かく調整をかけて作っていただきました。
縄手と相まって見た目は個性的な佇まいですが、掛けると非常にすっきりとしています。
こちらは2色展開になります。

BKGDカラー

こちらはアーカイヴサンプルを拝見した際に、メッキがボロボロになっており下地のゴールドがむき出しになっているところに着想を得たカラーリングになります。
偶然の産物ではありますが、ナイスな配色ができあがったと感じています。

WGDEカラー

こちらはリムに七宝処理を施した配色になります。井戸多美男氏の作品では代表的な定番カラーになります。

同じ形でもカラーリングや表面処理を変えたことでそれぞれの印象の
違いを掛け比べることができるのもポイントです。
ちなみにこの T-030はちょっとした隠しポイントがありますのでそちらは実際に店頭でご覧になっていただければと思います！！

こちらのRebornシリーズも、職人による正真正銘のハンドメイドであるため極少量での生産になります。
店頭の在庫状況は各店舗までお問合せください。

また、先日当社ブランドサイト内にて30周年特設ページがアップされ、そちらに第1弾、第2弾のコンテンツページを作っていただきました。

そちらも併せてチェックしていただければ幸いです。

12月には第3弾がお披露目になります。。。
こちらも楽しみにしていただければと思います！！

では！

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