眼のお話#2「遠視とは」

2020.10.11 / /

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本日は眼のお話パート2です。

パート1は「近視」のお話。
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今回は「遠視」について。
あまり詳しく知らないという方も多いのでは無いでしょうか。

まず、前回もお話のはじめにお伝えました"眼が良い"と言われる状態が「正視」です。
上の図がその状態ですね。

光が眼に入り、スクリーンの役割をする網膜(もうまく)で結像し、ボヤけず遠方が見える状態です。

では「遠視」とは何か。

簡単に言うと、

"疲れやすい眼"です。

一体どういう事かといいますと…

上のイラストが遠視の方の眼の状態です。

近視とは逆で、眼の角膜や水晶体の屈折が弱い又は、眼軸(眼の長さ)が短い為に眼に入る光が網膜を貫いた先で結像するので、眼の中ではどこにもピントが合わない状態になっているのです。

しかし軽度の遠視の方は、実際にボヤけて見えてる方は少ないです。

「昔から眼はいいよ!!」という方が調べてみると遠視だったという事もしばしば。

遠視の原因の多くは、

・先天的なもの
・遺伝によるもの

がほとんどのようです。

では、なぜそんな事が起こるのでしょう…

それは、人間の眼には「調節」という機能が備わっているからです。
調節とは、目の中の筋肉(毛様体筋)の強弱で水晶体の屈折を強めたり緩めたりして、ピント調節をする機能の事です。

人間ってよく出来てますね。
カメラでいうオートフォーカス機能のようなイメージが近いです。

調節を働かせる事により、網膜を貫いた先に合っているピントを自力で網膜に当てる事が出来ます。
自力といっても無意識に行っている事なので、遠視の方がボヤけに気付かない事があると言う訳ですね。

遠視の方の特徴としては、とにかく「疲れやすい眼」ということです。
一日中どこを見てもピント調節し続け、近い所はさらにピント調節を強く効かせて見ているからです。

疲れやすいだけでは無く、肩こりや眼精疲労、ひどい方だと頭痛や吐き気を訴える方もおられます。

遠視を矯正する眼鏡レンズには、弱い屈折を打ち消す為、光を収束させるプラスレンズを使います。上の画像がイメージですね。
これはかなり度が強いレンズですが。
周辺は薄く、中心に厚みがあるレンズです。

上のイラストの様に、眼に入る光をあらかじめ収束させて網膜で結像させるイメージです。

何かと弊害が多い為、
遠視の方は早期発見と矯正が重要です。

事務仕事・スマホ・コロナ禍でのテレワークなどなど、何かと眼を酷使する昨今。
眼は悪くないけど、最近何となく眼が疲れやすいなど気になる事があれば是非ご相談下さい。

だて眼鏡・サングラスをお求めの際に、調べてみるのもアリですね。

と、言うわけで今回は遠視のお話でした。

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普段お目にかかれないフレームもご用意してますので、この機会に是非。

それではまた次回。

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